パリからコルマール、リクヴィール、ユナヴィール、リボヴィレへ
2019年10月に終わりにフランス、アルザス地方に点在する美しい村々を訪ねてきました。
1日目はパリ、東駅(Gare de l’Est)からTGVに乗ってストラスブール経由でコルマールを訪ねます。
パリ東駅7時30分、この頃になっても辺りはまだ暗いです。
そんな夜明け前、7:55分発のTGVを待ちます。
列車がホームに入線してくると、待っていた乗客がホームへと移動し始めます。
少し空が明るんできたかな?
夜明けの田園風景を見ながら、約2時間ほどでストラスブール駅に到着しました。
早速、コルマール行きの列車を調べると11時6分発です。
少々時間があるので、ストラスブールに街中を散策してみます。
駅舎の正面はガラスのドームに覆われていて、日差しが差し込んで暖かいです。
街中は石畳、スーツケースをガラガラ引きずって歩くのは疲れます。
コルマールはストラスブールから約25分ほどで到着します。
車中、スーツケースの置き場所を確保したりと、落ち着かない時間を過ごしていたら、駅に到着してしまい、危うく乗り過ごすところでした。
コルマールの駅舎
コルマール駅からジャン・ド・マルス公園を抜けて旧市街へ移動します。
公園には噴水や小さなメリーゴーランドがあり、そばには小さな売店もあります。
駅から15分ほど歩いて旧市街に到着です。
正面に見えるのが、サン・マルタン参事会教会です。
旧市街の美しさばかりに目が行きますが、この教会のステンドグラスはとても綺麗で、一見の価値があります。
頭の家と呼ばれている、商人アントン・ブルジェの邸宅。現在はホテルやレストランになっている様です。
このような可愛い看板がいたるところに掲げられています。
プフィスタの家の隣にはこんな木彫りがあります。
プフィスタの家
プチ・ヴェニス、ロシュ川ではゴンドラを待つ人がたくさんいました。
どこまでも石畳の道が続きますので、スーツケースを持っての移動はNGです。
できればホテルに預けて散策する方が良いです。
街歩きに疲れたら休憩にドミニカ教会の側にあるパン屋さん Poulaillon をお勧めします。
イートインできますので、お安く休憩ができます。
また朝早くから開いています、朝食用のパンを購入するのも良いでしょう。
お店を探してみてください。
サン・マルタン参事会教会の夜景
奥に巨大なパイプオルガンが見えます。
教会内には日本語のパンフレットも用意されています。
2日目はいよいよリクヴィール、ユナヴィール、リボヴィレを訪ねます。
コルマールの旧市街からバスに乗る予定です。
時間になってもバスが来ません。今日は土曜日、バスは動いていませんでした。
仕方なくコルマール駅からセレスタ駅まで電車で行き、そこからバスに乗ることにしました。
セレスタ駅のホームは工事中。
リクヴィールに行くバス停は駅前にあります。
運転手さんからチケットを購入して一安心するも、チケットをよく見るとリボヴィレまで。
発音が悪かったんですね。リボヴィレから散策することにしました。
リボヴィレのバス停から町の入り口と丘の上のシャトードサンウルリッヒを望みます。
行ってみたいのですが、今回は時間の余裕がないので、遠景だけで我慢します。
観光案内所はお休みでした。
お土産屋さんに並ぶシュークルート、郷土料理だそうで、ぜひ食してみたいです。
岡の上は一面のぶどう畑が広がっていて、とても綺麗です。
リボヴィレからユナヴィール村に向けてぶどう畑の中の田舎道をひたすら歩いていると、遠くにサンジャックルマジュールが見えてきました。