LOWA タホープロ Ⅱ GTX WAXメンテナンスをしてみたら復活しました。

山歩き

LOWA タホープロⅡGTX、WAX加工した登山靴を初めて使用し、西穂独標まで歩いてきました。
足運びが下手なので、つま先に結構傷がついてしまいました。

次回の登山でさらに傷付くでしょうから、深傷を負う前にWAXメンテナンスをしておきます。

今回用意したモノ

・コロニル アクティブ レザー ワックス
・コロニル 馬毛ブラシ

 

このワックスはドイツ製で、ヒマラヤ登山隊の伝統を受け継ぐペーストワックスとの謳い文句!
ヒマラヤ登山隊という響きがいいですね。

パッケージには
スムーズレザー、オイルレザー及びオイルヌバック製の登山靴用保革・防水ワックス。
オリーブオイル等の天然ワックスが皮革繊維に潤いを与えしなやかな状態を保ち、
定期的な使用で耐久性を向上させると書いてあります。

動物性、例えばミンクオイルなどが主成分と思いきや、オリーブオイルです。
植物由来のオイルなんですね。ちょっと驚きです。

植物由来のせいか、全く匂いがありません。
使いやすいです。

現状はこの様な状態

つま先の表面が擦れて、光沢がありません。
毛羽立った様な感じです。

足運びが悪いとは言え、すごいショックです。

WAXがけとブラッシング

まずは指先の絞り出して、塗ってみました。
指先の温度で、ワックスが溶けて塗りやすくなるかと思いましたが、すぐに吸い込まれてしまい、塗り伸ばすことが出来ません。
アッパー部はヌバックレザーなので、もともと吸い込み易いのでしょう。
これではワックスの消費量も多く、塗り過ぎになってしまいそうです。

やはり定番の使い古しの歯ブラシが使いやすいです。
金具の隙間や革の縫い目など指先では上手く刷り込めないところまで、ワックスを行き渡らせることができます。

   

念入りに隅々までワックスを塗り込みました。
擦れてしまったつま先もしっとりとした感じになったので、馬毛ブラシで磨いてみました。

光沢が出ません。革の表面にワックスが残っていて、筋の様に見えます。

改めてパッケージを見ると、『ブラッシングはワックスが浸透し乾いてから行う』と
書いてあります。
やはり手順はキチンと守らないといけませんね。
焦りやいい加減はNGです。

仕上げブラッシング

はやる気持ちを抑えつつ、乾燥させるために1日経ってから磨いてみました。

見違えるほどの光沢が出ました。
ダメージの大きかったつま先もだいぶ良い感じです。

今回、ワックス掛けとブラッシングに2時間程度かかりました。

登山毎のメンテナンスとしては、結構な時間がかかりますが、
自分の足に良くフィッテイングし、とても履きやすい靴ですの、
しっかりとメンテナンスをして5年、10年と長く使いたいですね。

今回はこちらも購入しましたが、レザーワックス自体に防水効果がある様なので、
使いませんでした。

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